好きな声優?声優さんよく知らないんです、ああ、演じてたキャラが好きなので小野坂(QMAタイガ)と関智一(P4完二)なんかは好きですよ、と言ったら絶望と哀れみに近い何かを帯びた瞳で見つめられました。ごきげんよう。知った後自分でも絶望しました。
まあそれはさておき、友人から「うたプリがやばい」というタレコミをいただきました。
それはカラオケの途中のことでした。我々にとってカラオケとは自分の好きな曲を歌う場所、つまり、相手を貶めるための神聖なる戦いです。「乙女ゲーはペルソナで十分です」そういう私に、「まあいいから聞くがよい」と彼女はこの曲をチョイスしました。表示されますは、「溺愛テンプテーション(最初の曲です)」。
( ゚д゚) ヨースケー何やってるクマー
まごうことなき森久保さんですよね。ものまね芸人じゃないっすよね、あの、えっ、一体どういうことなの…。。上から下まで80年台アイドル曲(うっかりするとヒデキサイジョー)じゃないですか。あっ、あれですか、ポップンミュージックに入るんですね!?
※ポップンがうさんくさいポップスだった時代は残念ながら終わっています
作曲者はElementss Garden、ゲーム周りからアニメ周りまでの音楽を制作している皆さんみたいです。溺愛テンプテーションも劇中歌なのですね。で、ヨ…森久保さん演じるキャラはものっっっそ昔ながらのアイドルってキャラなので曲もこうなった、んじゃないかと言われました。
巷で一番聞く曲を聞いてみても、どうもこれは、2010年を狙っていない気がします。
ていうか、その、語らないけど作った人Wink大好きだよね?
という感想を伝えましたところ、彼女は満足そうに2曲目を入れました。
「QUARTET★NIGHT」。ほう?
( д ) ゚ ゚ か!る!てっ!と!
サビのキメ枠で1音ずつぶった切るなんて、そんなあなた、いつの時代のアイドルなんですか…!収録で「スミマセーン次『カ』お願いしまーす」とかやるわけですよね罰ゲームじゃないですか…!(余談ですが、このカラオケの歌詞はすごいです。作った人大変だったろうな…と胸が熱くなる出来になっておりますので、歌えるような友人とカラオケに行った際は見てみるがいいと思います)
ターゲット層は恐らくこの世代を知らない枠なのでしょうが、確信しました。これはサブターゲットがいる。それは30~40くらいの、昔アイドルにはハマったことあるんだけどアニメにはまったことはない女子です。こういう歌が「ガチで素敵」だった時代の方々です。メインターゲットはある程度「ネタ」としてとらえますが、サブはそうではありません。フツーにかっこいいと感じてしまいます。がっちりはまってしまうので危険度は高いでしょう。財布の紐的な問題も考慮しなくてはなりません。
私は敗北を認め、和解が結ばれた二人カラオケはチキチキ俺らの青春PV耐久大会へと変わりました。
あ、純愛★ファンタスチックも歌って来ましたよ。「なぎゅたさん」が1位取ってたらそれ多分オレオレ。…デュッデュルってもしかしてデュセンバーグから来てるの?(今更)
カラオケを終え、カフェーで森久保さんがいかに各ゲームのキーを握っているかの話をした後「はー、かんj…関さんもうたわねえかなー」と言ったら友人にブラックヒストリー率の高さに定評のあるヴァなんとかについて小一時間ほど説明を受けました。そうでしたか。走りだったんですか。それは失礼しました…。
