ゴーストトリックをなんとかネタバレなしで語ってみる

まだ1周しかしていませんが、それは別に飽きたとかではありません。

「1周クリアで何度も何度も思い出し、反芻して楽しめるゲーム」

お見事！でございました。
というわけでべたぼれレビューはっじめっるよー！

※書く人は逆転裁判以来の「タクシューシナリオ信者」です。
※ネタバレはほとんどないと思いますが、「雰囲気」は見えてしまうかも知れません。

Phase1: 逆転裁判ファンは買うべきか

逆転裁判というゲームはどこに面白さをおくか、に多様性があるゲームだったと思います。
以下に所感によるフローを用意しました。各自ご確認ください。

・シナリオ重視…今すぐ金持って走ればいいと思うよ
・テンポ重視…ご満足いただけると思います
・濃いキャラ重視…今すぐ買えよ
・自分腐女子です…がんばればなんとか（？
・なんか逆裁要素あるんすか…あれ？こいつぁ…くらい
・音楽重視…ものすごく急いでイーカプ限定版（サントラつき）買え
・細々背景を調べるのが好き…ちょっと微妙かも。調べらんないし。
・素直に文章にムジュンを探すのが好き…TRICK×LOGIC買いません？
・時間ねえよ…かなり細切れに章が立てられているので、1日1章なら1時間かからんよ
・でも、アクションでしょう？…言うほどじゃないっす。むしろパズルっぽいよ。

このような感じでしょうか…。
ミステリを「解く」要素はない（内容自体はナゾだらけですけど）ので、それこそTRICK×LOGICをどうぞ。ただ、タクシューのあのテンポは味わえませんが。
最後のアクション要素については失敗したらいくらでもやり直せる（しかも、「サク」っと）ので、そこでためらっているような方はぜひ購入を検討してみて欲しいです。

Phase2: アナタはどうだったんですか
・シナリオ…やめろよ最近涙腺弱いんだから…
・セリフ回し…タ　ク　シュー！　タ　ク　シュー！（歓喜のコール）
・テンポ…すごい軽快です。話は重かろうとｗ流れはキレイ。
・量の多さ…確かに多く無いけど、これ以上やるとダレる限界だと思います。
・メインキャラ…カバネラが　だいすきだ（満面の笑みで
・ミサイル…そりゃもう、ポメラニアンですからッ！（モフモフ
・モフモフ…ドット絵ってこんなモフモフできるんだ…と思いました
・音楽…それこそ逆裁の使い方でゾクっと来たことある人はゾクッとします
・サブキャラ…今回アク強い！勿体無い人多すぎる！
・アクション…アレだけ調べた。調べた直後にヒントアクションを見た。泣いた。
・アレ(1)…着うたまだ！
・アレ(2)…待ちキャラまだ！

こないだカバネラさんで30分くらい色々考えられた。今なら遠いところに行ける。
で、アレ(1)の着うた欲しいんだよね。メール着信にしたい。
もうあったりするのかな？アレ(2)はあってもなくてもいいです。

ちなみに、久々にゲームでホロリときましたね。
その前に泣いたのは「サクラノート」のエンディングですね。
あんときゃ鼻水まで出た。

実はこの2つ、共通した「何か」を感じました。
サクラノートは内容が完全なるお使いゲーで人に勧めづらいのだけど
（アウディオはContactといい、ゲーム性がネックなんだよな。ドット絵は最強だと思ってます）
ストーリーを見たいよ！という方には、お勧めしたい一本です。

音楽については、山岡のモノとは全く違ういわゆるゲーム音楽っぽさを押したものになりますが、かなりお部屋のBGMとして使わせていただいております。
こういうとあれなのかも知れないが、「邪魔にならない」。もちろんキーになるタイミングで流れた時の威力はあるのですが、ゲームの進行の邪魔をしたりしない、そう、バランスがとてもよいと思うのです。

Phase3: 雑感をだらだら
個人的には、ターゲット層は「ライトユーザー」なのだと感じました。
なので、やりこみを想定したものではないと思います。
かえって、そうではないのが分かる作りでした。
話の組み立ても無理に複雑ではなくて、タクシューなのに伏線がほぼ残ってない（笑）。
おかげさまで、話の内容は思い出しやすく、すぐにニコニコしたり悲しくなったりできてしまいます。

が！

が！！

売り方が、そうじゃなかったと思いませんか！
特に、プレイした方！なんか違和感感じませんか！
これは、このゲームの独自性をオシオシで行くべきだったんじゃないのかと！
「逆転裁判の巧舟」を押し出しすぎたんじゃないのかなと！
有名P新作！デデーン！よりも、動かす、アヤツル楽しさを広めるべきではないかと！
あの世界観なんかをガンガンに推していくべきだったのではないのかと！
サイン会にまで行き某ニュースに無断で晒された私ですら思います。

(^ω^#)＞某ニュース

セールスは想定が何本かは知らないけど、それほど悪くはないのかなあ。
これは6/24避けが功を奏したんだろうな、と思いますが…
頑張れるならもうちょい避けたかったですね。
なにせボリュームがあまり多くないので、例えば24の2週前くらいに持ってこれたらもうちょい売れたかもしれない。

逆にいうと、あの山が一段落した今からならば売れるかもしれない？

というわけで、このタイミングでペソペソと感想文を書いています。
なぜか。是非プレイしてほしいからです。触ってみて、このプレイ感を味わって欲しいのです。
このゲームは、山に埋もれさせちゃいけない、と思うんです。
日本という枠で出せるゲームの中ではかなり画期的なものではないだろうか！とまでおもっとります。
いい過ぎ？まあ信者だからね。

Phase4: 疲れてきたので終章
で、私はタクシューシナリオが大好きなのですが、今回は逆転裁判4よりも「のびのび」「好きな感じで」やってるような、印象を受けました。入れたいものをガツンガツン入れたというか。
「逆転裁判ではやりたいけれど、できなかった」ことが詰まっているのかも知れません。
そんなシナリオでのゲーム作りをまとめてやったのがPである竹下さんであるわけで、…すげー、とほんとに思ってます。ｗ

握手会の時とか緊張して「ありがとうございました」としか言えなかった気がするけれど、本当にお疲れ様よりも感謝の気持ちでいっぱいなのです。本当にありがとうございました。スタッフの皆さん、全員にも。ありがとうございました。

と、いたく感動したゴーストトリック。
なぜか手元に「まだ」新品が一本あります。（ぉ
※イーカプ・サイン会用・ゲーム大賞←New!
私は基本保存用とか作らないのでどなたかに譲りたいのですが、希望者とかおられますでしょか？
パパってもう買ったの？

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