純愛★ファンタスチックはIIDXから流れてきた山岡晃ファンは必携、いや、本能が自然と欲するはずの音楽といえるだろう。
今まで我々は「サイレントヒルでお馴染みの山岡さん」と言われて口唇を噛み締めていなかったか?
真面目な発言やどんどん上がっていく役職を横目に見ながら「気取りおってからに」とくだを巻いていなかったか?
安心してほしい、そんな卑屈な我々の為に答えを彼は用意していた。「別に変わってませんよ(笑)。」という、最上の回答を。
見て欲しい、このジャケットを。可愛らしい少年と全くもって不釣り合いでかつ不穏さ極まりないカラーリングに加工を入れられた曲名を。
これが我らが山岡晃(現在シネモラリリースで大忙し)の新曲である。ゾクゾクしませんか

SRXドリームコラボレーションCD vol.4 純愛★ファンタスチック
デュセンバーグ(高橋直純) ヒロ(下野紘) ヒロ(下野紘) 下野紘 高橋直純 デュセンバーグ(高橋直純)



まずこの曲が世に出ることになった経緯をざっくりと説明する。
これは、あくまでも、「乙女ゲーのキャラソン」である。
スカーレットライダーゼクス、というREDエンタテイメント(一部の同世代はお茶を吹くと思う。私も吹いた)が送り出している乙女向けプロジェクト。彼らの本気の証拠として、キャラソンをゲーム音楽の著名コンポーザー6名に託した。これがドリームコラボレーションCDである。
この6名に山岡晃が選ばれた(のでやらにゃいけなくなった)。という流れである。他のメンバーを見るとアトラス勢を震え上がらせる目黒将司、通なコナミ勢が二度見するLOVE+HATE、その後ろに控えるは志倉千代丸。ガッチガチである。そこに来て純愛★ファンタスチックである。
スタッフブログにも、「どうしてこうなった…」との思いが滲み出ている部分があるので紹介したい

その人が携わった作品は海外で映画化されたり、かなりシリアス系のタイトルで
ギターサウンドの曲が多く、今回のSRXもそっち方面で想像していたのですが
その人曰く今回は電波ソングでいくそうです。
確かにその人は、そういった電波系の曲もたくさん作っていました・・・
さてさて、そんなSRX初の電波ソングは一体どの組が歌うことになるのか・・・

この、この最後の「…」がすべてを物語っていると私は推測する。そう、ここでも「サイレントヒルみたいな」曲を暗にオーダーされていた、それをあのおいちゃんは全力で蹴り飛ばしたのだ!(自分であの手を電波曲って言うのは流石に丸くなったんだなーっと思うんですけども。)
余談ですが、この当時は誰かは発表されておらず、発表されてから担当の方と山岡の心温まるエピソードが公開されている。ハイタッチ会の開催を楽しみに待つばかりだ。

肝心の楽曲であるが、ジャンルはムートラからの進化系J-POPとさせてもらう。本体がJ-POPだってんだから、そこは従うことにした。個人の意見で行けば、凄まじいニューウェーブ臭を感じる。テクノ歌謡シリーズを愛した方なら一発ノックアウトであろう。
歌詞の世界観はいつもながらカオス、しかしアキバのノイジーな電波とは違う「山岡晃のカオス」というオリジナルの秩序を保ち続けている。
さらに、男性声優陣の熱唱ぶりがすばらしい!いやほんと、すばらしい!私は声優の世界は分かりませんが、こういう「キャラソン」て、しかも乙女ゲーのって、ファンの方が聞いたりアイドル然してる声優さんが出すもんだと思っていて(実際コメントトラックもあるので、ファンの方も聞いているのでしょう)、他がガチ曲なのに電波曲なんて物渡されてファンの手前マジメにバカやってくれんのかなーと思っていた。
すごい!マジメにバカだ!(笑)

という感想を、最初に情報をくれた親友に伝えたところ素晴らしい情報が手に入りました。
今の流れのままで行くと、何かない限りはカラオケ(DAM)に入るらしいです(笑)。これは練習せねば。

と、いうわけで試聴はこちらです
試聴分の5倍は美味しくいただけます!
アキラマイスターの私を信じて、是非。

ツイートツイート

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

Post Navigation