どうもごきげんよう。
普段使うCD購入サイトが別のため、AmazonがBLゲーと乙女ゲーを大プッシュしてくれるようになりました。
覚えてろ。>山岡晃とGOATBED

そんなわけで、-shape memory music- DRAMAtical Murder soundtrack のレビューです。
今思い出しましたが、今年一番聞いているcali≠gari「11」とオーラルヴァンパイアの「ケルゲレンボルテックス」のレビューしてませんでした。
ひどい…

ゲームのサントラということですし、3500円ですし、「プロデュース」という枠でしたし、GOATBEDファンで買うのをためらっている方は多いと思います。
そういう方は買えばいいと思うよ。箱を開けてみればDisc2はGOATBEDのインスト24曲詰めでした。
80年代のエレポップ~ニューウェーブ流れが好きな方で「最近のピコピコブームはなっとらん」とお怒りのあなたにもオススメです。

※私はニトロプラスキラルのことに詳しくないし、ゲームも未プレイです。なので、他アーティストの方については語らず、ゲームについては触れません。でも、お聴きの通りこれだけクセのあるアーティストが受け入れられていったのは意外であり、嬉しくもあります。

まずDisc1のボーカル曲ですが、どれも今までのGOATBEDならばアルバムに1~2曲入ってる程度のキャッチー(笑)めテイスト。 AI CATCH 辺りは変わらんなー!と期待させてくれる作りになっていましたし(OP?ムービーだったので、先行公開されていた)、確か何かの特典限定だったMasculine Devilがこんな形で復活して、ボーカル付きになってるとは思いもしませんでした。
それ以前に、どうやらEDテーマが全部別らしく(エロゲーとかでも1つだよね。BLゲー大変なんだなあ)それが全部ボーカル入りで?Disc1に入っているらしいんですが、ということは、ますきゅりんさんも何らかのEDテーマになったということなんでしょうか…。どんなや。

Disc2はいわゆるゲームのサントラなのですが、…ゲームはこれだけで成り立っているんだろうか。w
今までの歌モノの合間のインストとはまた違うし、石井丸出しってなわけでもない。
手持ちの箱を全部ひっくり返してお客様の注文に応じてみたらこうなった、という感じなのでしょうか。
もともと本人がライブやりたくねー家で音楽作ってルのがいいわ~楽だわーとか言ってたから、もし今回の作品がベースになってゲーム音楽側にもたまに参入してくれると楽しそうだなと思います。

そう、ゲーム音楽です。ついに普通のミュージシャンやってる人間が「ゲーム音楽の劇中曲」を作ったのです。しかも修羅の国BLゲーからの黒船です。カテゴライズされた「ゲーム音楽」たるゲーム音楽だけでゲーム音楽はもう語れない。以前から申しておりますが、コレは来るべくして来た流れです。(ペルソナとかは逆で、ゲーム音楽から邦楽的アプローチをかけてますよね)先人が作った轍のみを歩いて食いつないできた人間は、首あたりを念入りにお手入れしておくとよろしいのではないかと存じます。あらあらかしこ。

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