ネタバレ版もこの後速攻書きたいと思っているけど、とりあえず「TRICK×LOGIC(トリックロジック)」が何故眠りを誘うのか?今回はこの謎に迫ってみたいと思います。
システムはとても簡単、内容はサスペンス、アカシャから次々と上がってくるナゾをさらに解き明かしていく…
と表現すると、とても良い感じなのです(なのでまだ全話買ってます)が、一旦ここでこの作業をまとめてみましょう。
・文章を一旦全て読む。
・埋めるべきシートを確認する。
・読んだ文章の中からアヤシイ部分を引き出し、「ナゾ」を作成する。
・一通り「ナゾ」を作り終えたら、その「ナゾ」の解答となる箇所を探し出し、「ヒラメキ」とする。この「ヒラメキ」はナゾ解明には使えない。
・解答と思われるヒラメキを全て引き出し、シートに埋め込み、提出する。
この一連の流れを見て、なんだか嫌なことを思い出したあなた!おそらく私の言いたいことと同じ話だと思います。
これ、高校時代にやった「現代文」の解答方法と全く同じなのですよね。
さらに、プログラムの悲しい性、我々が「文章を何となく全部読んで感じた何か」で解いていたことが通用しません!
そのため、似た様なことが書いてある文章とナゾを組み合わせたとしても、ジャストの解答でなければヒラメキは得られません。
さらに、解答シートは自由解答ではありません、そのヒラメキがないといけないのです。
結果、我々は最終的に「どう考えてもあれがこうしてこうなったんやろおおおおおお」と悶えながら文章とにらめっこを行うことになるのです。
つまり、
・そもそも現代文とか寝てたし→そりゃ眠い
・答えは分かるのにヒラメキ探さないとあかん→眠くもなる
・ナゾ・ヒラメキが出てこないと割と総当り単調作業→(-ω-)oO
この3つの相乗効果にて、素晴らしい催眠効果を引き起こすのであります!
…この調査結果ともう一つモニャモニャすることがあり、割と人に勧めづらいのですが(笑)、今高校生で「文章読むとかマジ苦手だよー、小学校の頃図書館でホームズ読んだくらいだぜー」と思っているそこのあなた!あなたには学習教材として超ウルトラおすすめです。
なにせ現代文のようなことが推理小説で出来るんですから。
学校で習う現代文にはアレルギー反応示すレベルの人にこそお勧めしたいです。現代文も理論で解くといいんだって。うちの高校の先生が言ってた。
さてネタバレ書くか。
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現代国語の点数があがるかもしれませんね。